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PILOT製 COCOONのペン先がぐらついてきたので修理をしてみた件

   





どうもPILOT製COCOONを愛用していますたけぼーです。

私にとって初めて購入した思い入れのある万年筆で、初めてコンバーターをつけてみたり、インクの吸入をやってみたりと私に新しい世界を提供してくれました。そんな相棒とも言える万年筆なんですが、最近少し調子がおかしいなと感じ始めました。

最初はよくわからなかったんですが、どうもペン先がふわふわするというか、文字を書くために力を入れた瞬間にペン先がずれて力が逃げるような感覚になってきました。そして日が経つにつれ、その症状はどんどん悪化していき、ついには明らかにペン先がぐらついてしまう状態になりました。

文字は書けるんですが、ペン先がぐらつくせいでものすごく書き味が悪い。。。文字を書いていて楽しくなく、ストレスを感じてしまいます。万年筆なのに(万年使えるはずなのに)こんなところで壊れてしまうなんて、、、というショックもあり、気持ちが沈んでしまいました。。。




ただCOCOONはあくまでエントリー向け万年筆で、価格もそれほど高くないので、メーカーとしては壊れたら買い換えるの前提なのかなぁとも思いました。

しかし、これは私が初めて自分で買った万年筆という思入れがある訳です。そして万年筆というからには一生使いたいなと思っているわけで、何とか直せないかなと思い、自分自身でできることをしてみようと考えました。

そこでまずは原因を探るために分解です。

COCOONのこの優しいフォルムがたまりません。メタリックで同時に強さも感じることができます。かっこいい。(ペン馬鹿w)

そして軸からペン先を外して、水で洗浄したあと、ペン先付近をよーく見てみると、、、

なんかペン先にずれたような跡が見えます。。。ペン先がずれたせいでぐらぐらしてるのかな?とおもい、ぐらぐらしてる部分をぐりぐりいじっていると、、、

と、とれた!! とれちゃった!! あわわ、、、

となりました。この時はかなりびっくりしてしまいました。構造上取れて当たり前なのですが、今までこんなに分解したことないですし、こういうことになったら壊れると思っていたのでかなり動揺しましたw

しばらくして落ち着いたあと、せっかく取れたんだし、記念に写真でも撮っておくか、ということで写真をパチリw

万年筆ってこんなパーツで出来てるんですね。
写真のパーツはそれぞれ、

上:首軸  ペンの持ち味を左右する部品。ここの長さや太さで持ち味が大きく変わる。
中:ペン芯  万年筆の心臓部。毛細管現象でインクを吸い上げる部品。各社の腕の見せ所。
下:ペン先  万年筆の命。ペン先一つ一つに個性があり、万年筆を万年筆たらしめる部品。

と呼ばれています。

ちゃんと調べるまで正式名称知らなかったんで勉強になりましたw




さて、こうして分解してみると、ペン芯にペン先を重ねて、首軸に差し込んであるんだということがわかります。首軸にペン芯をはめ込むためのネジなどはなく、刺さっているだけなんですね。初めて知りました。
そして構造がわかれば今回のペン先のぐらつきの原因は

「ペン芯が首軸から外れかかっており、ペン先の固定力が弱くなっていた」

と、考えられます。(なんかカッコよく言ってみましたw ようは取れかけてたwww)

そして原因がわかれば対策は簡単で、

「ペン芯を首軸にしっかり差し込む」

ですw

昭和のテレビの直し方かwww

と思いましたが、それで良さそうな感じです。実際に軽く押し込んで見ましたら、「ぱちっ」と小気味良い音がなり、あるべき姿に戻ったような感じがしました。そしてその後の写真がこちら。

最初にあったずれた後のようなものが見えなくなりました。つまり、元の位置まで差し込まれたということだと思います。そして組み上げていざ書いてみると、

やったーーー!修理できた!!捨てなくて済む!!これからも一緒にいられる、またよろしくな相棒!!(こういう写真の時に字がうまいと様になるのになぁと思いながら、、、)

という感じです。まさか自分でできると思いませんでしたし、ちゃんと元の書き味に戻ってくれて本当に嬉しかったです。さらにこうして一つ山を乗り越えることでさらにこの万年筆への愛着が湧いてきます。よかった。。。




こうして私の万年筆のペン先ぐらつき事件を乗り越えることができました。もし同じ症状で悩んでおられる方がいましたら勇気を持って直して見てください。

ペンの修理について、一応注意点を挙げますと、
・首軸からペン芯とペン先を抜くときや、刺す時に力を入れすぎない
・ペン芯にペン先を乗せる時に、きちんと乗せる場所があるので、丁寧にそこに乗せる
・諦めない心をもつw

というところでしょうか。

万年筆はデリケートな筆記具ですので、優しく扱うということをお忘れなく。力を入れなければいけないということは、何かが間違っていたり、手順がおかしいということなので、その時は無理やり作業を続けるのではなく、一旦作業をやめてコーヒーでも飲んで落ち着いてから再び作業をするとすんなり進むかもしれません。

素人が万年筆のトラブルに挑み、たまたまですがうまくいきましたので忘備録的に記事にしてみました。少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。

いつもは割とふざけた文章で記事を書くんですが、万年筆の話になるとものすごく真面目に書いてしまいます。万年筆愛故にw

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また万年筆記事を書こうと思いますので、今後とも宜しくお願いします。



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