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台湾の合歓山に登ってきたので感想を書いてみる件 〜星空に落ちていく経験〜

   





どうも台中在住のたけぼーです。本日の記事では、かねてより目標にしていました合歓山(中国語でハーファンシャン)に登ってきましたのでその感想を書いてみたいと思います。書いてたらかなり長くなってしまいましたので、根気よく読んでいただければ幸いです。

実はこの合歓山の登山は2回目なんです。1回目は同僚が高山病にかかってしまい、登頂することができませんでした。なので、リベンジの意味もある重要な登山でした。台湾の同僚含めて合計6人での登山です。

当日の天気は雨予報。。。なんてこったい。でも台湾では夏場の夕立は当たり前にあり、そのせいで雨予報になることもあるので、なんとか強行する形で出発しました。(結局雨は降らなかったんです。セーフ。)

ちなみに山の入り口はこの辺りにあります。

前回同様に同僚の車に乗せてきてもらいました。前回は途中の武嶺というところで観光したのですが、今回はそんなことには目もくれず、ストイックに目的地を目指しましたw とはいえ道中の車の中から下の写真のような絶景を楽しむことができます。山からの景色って本当綺麗ですよね。

そして朝の8時ごろに駐車場に到着。ここから1時間で酸素の薄い状態に体を慣らします。前回は駐車場に併設された山小屋(というには豪勢な)でおでんなどを食べたのですが、前回より到着時間が早いということでまだ準備中で食べれませんでした。。。




そして駐車場で着々と準備を進め、いざ出発!まずは駐車場から小風口(シャオフォンコウ)まで歩きます。10分くらいです。みんなで気合をいれていざ登山開始です。GPSのルート記録は下のような感じです。

緑の印からスタートして、約3.5kmで赤のテント場まで移動します。この時頂上(②の左の茶色い部分)は通らずに迂回してテント場を目指すルートにしました。そうすることで登りの高さを少なくすることができ、早く、楽にテント場に移動できます。

まぁ実際は高さも300m程度しか登らないので、登山としてはかなり楽な部類ですね。下に高度記録を乗せておきます。後半平らになった部分はテント場についてダラダラしている時に計測を切り忘れた結果ですw 記録を見ると、約2時間ほどで高度300m、道のり3.5kmを踏破したようです。

登山開始直後は道が階段なので安心して登ることができます。が、出だしが結構急で大変です。景色はいいんですが、足元が気になってそれどころでは無いかもしれません。動画を撮って見ましたので乗せて見ます。がっつり一般の台湾人が写ってますがご愛嬌。ちなみにこの動画は以前レビューしましたSJCAM SJ6 の1080p 60fpsで撮影しています。一部私の顔や息遣いが写ってますが無視してくださいw(動画は音が出ますのでご注意ください)

登山道はところどころに距離を示す表示がありますが、100m刻みで、最終的に頂上まで1900mまであります。ゴールを知るとモチベーションの維持に役立ちますので是非覚えて置いてくださいw(ゴールがわからないとどれだけ頑張ればいいかわかりませんから。。。ちなみに例は800mの時のものです。この表示は高さではなく道のりということを覚えて置いてください。そして初日は登頂してませんw)

登っていると多くの台湾人とすれ違います。その際に朝なら「早安(ザオアン:おはよう)」、昼なら「你好(ニーハオ:こんにちは)」と挨拶をしてくれます。たまに喋りかけてくれますが、そこは笑顔で「不好意思、聽不懂、我是日本人(ブーハオイースー、ティンブートン、ウォースーリーベンレン:すみません、わかりません、私日本人なんです)」とかいうと、「お疲れ様」とか「ありがとー」とか知ってる日本語話してくれたりします。台湾人は本当に気さくでいい人が多いです。




さて山を登っていますと、400mくらいまでは木が生えていて、森の中を歩く感じなんですが、500m過ぎたあたりから木がなくなります。そう、森林限界を超えるってやつです。先ほどのGPSルートでいうと①の付近ですね。そこらへんに到達すると一面が石と草だけになります。そんな画像がこちら。

これは、、、綺麗じゃないか。。。ただの登山道なのに、その綺麗さにただただ圧倒されます。そしてそのルートに有名な木が生えています。

森林限界を超えてここまで成長する木はかなり珍しいそうです。そう、ニュータイプですw ここは結構台湾の人にも人気のスポットらしく、写真を撮っている人もたくさんいました。

そしてさらに歩を進めると、池も出てきます。なんでこんなところに?という感じですが、とても綺麗で、しかも水面に景色が映り込みます。それを利用して仲間の写真を撮っていた際の私がこちらw(ややこしい表現すみませんw)

この時は空が写り込んでとても綺麗でした。合歓山に登る際は是非ここでみんなで並んで逆さに映る自分たちという写真を取ることをオススメします。(風が強いと波立って難しいかもです。運次第で本当に鏡みたいになります。私は風が少しあって鏡まではいきませんでしたが、、、)

そしてこういった景色を見ながら進むと、いよいよテント場が見えてきます。いい写真がなかったので動画の切り抜きのため少し画像が悪いですがこんな感じ。登り始めが9時ごろで、到着が11時過ぎというところでしょうか。まだ早いせいか、人はまばらです。

このテント場に以前紹介したNH(ネイチャーハイク)のテントを立てることにしました。周りのネイチャーハイクだらけで人気なんだなぁと痛感(まぁこれだけ安ければね、、、)ちなみにテントはこんな感じ。

テントは二人用とのことですが、私のようなわがままボディのおっさん1人と、80Lのザックであればそれだけでいっぱいいっぱいになるかと思いますのでご注意ください。




さてテントを立てて、以前記事にしたゆったりできるイスを組み立てて、くつろぎの一杯。という写真がこちらw

テント場でこのイスに座ってコーヒー。おそらくこのテント場で一番くつろいでいたのは私でしょうw このイスをみた台湾人がこれどこのやつ?重さは?とか色々聞いてきたのでいいなと思ってもらえたのかもしれません☆ 実際イスの1.5kgは登山にしては重いアイテムなので、持ってくるかは慎重に判断しないといけませんが、いざくつろぐことになった際は最強でしたとだけお伝えしましょうw

ちなみにコーヒーだってちゃんと豆を挽いてドリップする方法を採用してます。豆なんて挽いていけばミルが入らないので軽量化できるんですが、そこは雰囲気重視ですw ドリッパーはまたまた前に紹介したモンベル製のものを使用しています。これほんと買ってよかった☆ 写真は実際に使用しているところです。がちゃがちゃしてフォトジェニックではないのですがw

ちなみにこのモンベル製ドリッパーですが、そのまま使うとコーヒー豆のカスの処理が大変なので、紙のドリッパーを中に入れて使う方が良さそうです。次回からそうします。。。

合歓山のテント場は近くに小川も流れており、綺麗な水なので料理に使用したりすることができます。そういう意味で持って上がる水を減らすことができるなどメリットは大きいです。例えば携帯用ポリタンクに水を入れて持ち帰ればウォーターサーバーのごとき使い方ができて便利です。写真は我々と同行した台湾人イケメン同僚です。

川の水が綺麗。そして冷たい。

冷たいからこんなこともできちゃうw

正直登山にただただ重りとなるコーラを持って行くなんて、狂気の沙汰ですw でも周りで飲んでる人はいないので、これまた優越感に浸れますw(山の上で飲むコーラはまた格別なんですよw ちなみに写真には写ってませんが、みんなに分けるために1Lのペットボトルも持ってました。重かった〜。)

そしてテントとともに、タープも立てまして、一通りゆっくりしてから晩御飯です。私は山で食べたいものがあったんです。それがこちら。

お肉祭りやで〜〜。こちらもみんなの分のお肉を冷凍させて、保冷バッグに入れて持っていきました。しめて2kg程w しかもお肉は塩味とタレに漬け込んだものの2種類を用意。台湾の人は日本の濃い味が苦手だったりするので、その辺の心配りも忘れません☆

山で食べるお肉もまた格別です。正直このテント場でお肉を焼いてるひとはあまりいないのできっと羨ましがってもらえたはずw 重いけど持って行った甲斐がありました。




さぁ晩御飯も終わればそろそろ日暮れです。山の上から見る夕日というのは、赤が強くてとても綺麗です。雲が燃えているようです。

そして夜が更けてきました。テント場は結構な人で溢れかえるとともに、完全に日が暮れると明かりがムーディーです。

ここにきた人はこの一夜を過ごす運命共同体なのです。なんちゃってw

ちょうどこの日は流星群が観れるということで、特別人が多いということもあったかもしれません。

そしていよいよ今回の真の目的の星空です。私もカメラ(オリンパス PEN EP-2 古いw)を持って行って撮影したんですが、あまりいいのが取れず、一緒に行った台湾人の高性能カメラ(ペンタックス K-5かな?)の写真がこちら。

カメラの補正を特にせず、露出を長くするだけでこんなのが取れます。肉眼でもこれくらい見えます。ミルキーウェイが肉眼で見えるって日本でなかなかできないのではないでしょうか。この空をイスに座って観ていると、空に落ちて行く感覚というのが味わえます。

文字通り空に落ちるんです。これは本当に感動しました。この景色を子供に見せたら何か世界観が変わるんじゃないだろうかと。この景色を持ってすれば化物語の戦場ヶ原さんといい感じになれるんじゃないかと、、、おっと、失礼、かみまみた。正直super cellの歌が頭の中で流れましたよ☆

また、誰も求めてませんが星空をバックにこんな写真も撮れたりします。

顔を修正すると心霊写真みたいですが、特にそういったものは写ってませんのでご安心ください。手の分身は、撮影の露光時間を長くしている時にどうしても動いてしまうのでこうなってしまいます。悪しからず。

夜は気温は10度くらいですが、体感は0度くらいのイメージで寒かったです。でもこの星空が観れるのなら寒空の下でも苦ではありません。

そしてこの星空をみんなで眺めてからテントに戻り就寝です。この時ネイチャーハイクの寝袋で寝たんですが、正直寒くてやばかったです。寝袋の耐温度が0〜5℃で、実際の気温は10℃ですが、一緒に登った人たちは寒くて眠れなかった人もいました。寝袋はいいのを買った方が幸せになれるかもですね。私はあらゆる衣服を寝袋の上にかけたおかげでなんとか寝れる程度にはあったかかったです。セーフ。




そして夜空を見たんで日の出も見たいですよね。そんなこんなで早起きして、数百メートル離れた朝日が綺麗に見える場所に移動。そして感動の朝日。だんだんと夜明けがきて山の稜線がはっきりしてきます。

そして夜明け前にテンションが上がったたけぼーがこちらw

こんなに綺麗な景色をみたら鶴の構えもやりたくなりますよねw

そしてみんなを後ろから撮ったらアルバムのジャケットみたいになった写真がこちら。

なんかみんなかっこいいぞ!

そして朝日が昇った写真がこちら。

朝日もたまらなく綺麗です。

ちなみに星空に関しては別グループの台湾人たちもテンション上げて見てたんですが、朝日はみんな興味がないらしく、ほとんど見てる人はいませんでした。この辺りお国柄なんでしょうか。夜型の台湾人のイメージにある意味ぴったりでした。

いや、星空から朝日にかけて綺麗なものがたくさん見れて、これだけでも十分来る価値はありますよ。皆さん台湾にお越しの際は合歓山目指して見てください。中国語ができれば登山道具のレンタルもできるので、手ぶらで登ることも可能です。(背負って登るのは当然必要ですが)

さていよいよ日が昇ったので、ついに山頂を目指します。山頂までの道のりはこんな感じです。

緑の印から始まって、一気に①の山頂に。テント場からは1時間もかからずに山頂まで行くことができます。山頂に向かう道もまた絶景です。個人的に稜線から見る空が好きです。

そして頂上に来ればみんなで記念撮影です。合歓山 北峰 標高3422m です。(みんなの顔がでてるので意図的に画質落としてます。すんません。。。)

締めは若者のように大空に向かってジャンプ!

なんだか学生時代に戻った様でした。とても楽しい1日半を山で過ごすことができました。この後帰りは安全に気をつけながら2時間程度かけて降ります。帰りは行きより荷物も少ないので比較的楽です。

今回の登山は山頂で快適に過ごすために荷物が24kgと超ヘビー級でしたが、その甲斐あって山頂のリラックスタイムが抜群に気持ちよかったです。重い荷物を持ってもテント場まで3時間程度であれば我慢できるレベルですし、3時間で非日常を味わえる地点に行けるという、とても魅力的な山、それが合歓山(ハーファンシャン)です。

台湾で登山初めてほんとによかったです。また機会があればここに登ってゆっくりしたいですし、他の山も登ってみたいですね。ほんといい国です。台湾。

というわけで、だいぶ長くなってしまいましたが合歓山登山については以上になります。また登山しましたらそちらも記事にしてみようと思います。これから台湾の山の魅力について情報を発信できればと思います。

最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。



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